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 設立趣旨
 

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NPO法人日本ソーシャル・マイノリティ協会は、社会的弱者がなんら差別を受けることなく、平等に自己の権利を主張でき、自らも社会人としての責任を果たしていける「自由で公平で健全な」社会をつくりあげることを目指して設立しました。
 「ソーシャル」とは、「社会的、社交的」という意味になります。また、「マイノリティ」とは直訳すると「少数、少数派」の意味になります。俗に使われている意味は「社会的弱者」であり、文字どおり「社会的」な「社会的弱者」のための機関です。

今、社会問題となっている「DV」「家庭内暴力」「いじめ」「家出」「少年犯罪」「ストーカー」など警察発表によると、ここ10年間で増加の一途を辿っています。本来行政や自治体に頼るべきことも、時間の制約や情報不足、職員の数も少ないため問題解決にはなかなか至らないのが現状です。
しかも社会福祉に対する意識はまだまだ低く政策は後手にまわり、私たちがこうありたいと願う世界と全く反対の社会を創り出しています。

こうした問題が発生するなかで、最も被害を受けている人々は、マイノリティと考えられる「乳幼児」「女性」「未成年」「高齢者」「障害者」「犯罪被害者」「外国人」などの人たちです。福祉政策が二の次、三の次になればなるほど一層追い詰められ虐げられていくのが現状です。このような社会現象をこれ以上放置することは、日本社会を根底から崩しかねない危険性を秘めています。

日本ソーシャル・マイノリティ協会が掲げる社会的弱者の救済は、そうした狭間におかれた「女性」「子供」「青少年」を主とし、問題トラブルにつきものの「被害者」と「加害者」の双方を救済しながら、「家族」の在り方を一緒に考えていける場でありたいと願っています。

これからの時代を担う者の健全育成を手助けし、モノではなくコミュニケーションの活性化により業界や団体の枠組みを超えた支援の輪を広げ、「社会問題化している事項」の減少に努めることで社会貢献してまいります。
また、社会的弱者という言葉がなくなるようにすべての人々が、一刻も早く生活を立て直すための支援と、その人がありのまま、その人らしく生きていけるような社会の実現を目指していきます。

 
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 協会の概要
 
<目的>
①現代の社会問題化しているDV、虐待、自殺、家出、家庭内暴力、いじめ、少年犯罪などを撲滅・防止するための対処・対策
②人権擁護の推進
③人心の安定と社会秩序の健全化
④家族問題の実態調査や啓蒙活動
⑤「生き方」「居場所」についての助言・支援

<活動方針>
①一人ひとりの直面している問題の方向性と対策を考える
②理解、協力していただける企業との交流、提携また募金活動
③トラブルに応じた「回避・解決」のためのセミナー・勉強会の実施
④マンツーマンで対することにより青少年の自立を促す
⑤ボランティアの自主性を生かし育成する

<具体的な活動内容>
①相談内容に応じた行政、団体、業界などの紹介→電話相談
②直面しているトラブルの対処とアドバイス→面談
③家出人の捜索活動依頼
④社会秩序の健全化のための啓蒙活動→講演会・研修会
⑤会員、ボランティア募集と会報の発行
⑥NPO関連団体との情報交流会の開催
⑦自分が自分らしくいられる居場所の提供
⑧当協会の地方支所の開設と連携
⑨その他、関連する事柄に関する活動
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 新宿救護センターの開設
 

平成14年5月、日本一の歓楽街・歌舞伎町の一角に、NPO法人日本ソーシャル・マイノリティ協会設立と同時に「新宿救護センター」を開設しました。
家庭内暴力や金銭問題、DV、家出、ストーカーなど、人生のさまざまな問題を抱えた人々の相談を受ける通称『歌舞伎町駆け込み寺』です。

このセンターは玄秀盛という個人が設立したもので、当初、年中無休365日24時間体制でオープンしていたことでマスコミにも話題になりました。
玄所長は平成12年、発病したら余命一年という白血病ウイルスに感染していることを知り、自らの死生観と向き合うことにより過去と決別、すべての私財を投げ打って、自分が生きた証のために立ち上げたものです。

玄所長は在日韓国人であるが故の差別に加え、離婚した父母らの間をたらいまわしにされ、虐待を受けるなど複雑な環境の中で育った過去をもっています。成人したからは数多くの事業を手掛け、世の中の裏と表の社会を生き抜いてきた自分だからこそアドバイスできることがあるのではないかと開所から1年3か月、平均睡眠時間3時間で相談者と向き合ってきました。
そんな玄所長の壮絶な過去の生き様や経歴に多くのマスコミが関心を持ち、この4年間に150件近い新聞、雑誌、テレビ、ラジオに紹介されました。マスメディアで紹介されるたびに、電話や来所での相談が殺到しました。

トラブルのほとんどは、複合した問題を抱えており、暴力や金銭問題などの生死を分ける深刻な悩みを抱える人の相談も多くあります。
マニュアルでは対処しきれない相談や、どこにも相談できない、相談してもなかなか解決できないなどの理由で、全国各地から多くの悩みが寄せられてきます。
「たった一人から救う」をモットーにした玄所長の面談は、一対一の信頼関係を築くことからはじめます。表も裏社会も知り尽くした過去の経験や勘をもって、相談者一人一人の具体的な解決法を打ち出していきます。
「一期一会」を原則に相談者の依存を許さず、相談者が一歩前に踏み出す勇気を与えます。その独特の対応が多くのマスコミ各方面から注目を集め、大きな反響を得てきました。全国から講演や執筆の依頼も増えています。

 
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 Q&A
 

○なぜ新宿歌舞伎町に事務所があるのか。
歌舞伎町は、日本一の歓楽街であるため、どんな相談者でも「歌舞伎町」なら場所が判るし、たどりつけるからです。それがとても大切です。また、歌舞伎町は、風俗店で働く女性や外国人など社会的な弱者が多数暮らしています。行政の目が届きにくい、そんな人々のよりどころになろうと思ったからです。

○NPOである利点は?
まず、役所と違って気軽に来てもらえることです。新宿救護センターが、相談者にとっての最初に入り口となり、ここから婦人相談所や様々な機関に割り振るというケースも増え始めています。問題を抱えた人々は、どこに相談すればよいのか、そもそもわからないことが多いので、とりあえずここに来てもらい、センターで解決できる問題はセンターで処理し、法律的なことや中長期的な対応が必要な場合は、行政などの機関にバトンタッチをする、という「住み分け」ができます。

○運営費はどこから?
来所した相談者には、40分5,000円の相談料、電話相談は、20分2,000円となっていますが、電話相談はなかなか集めにくいです。来所の場合も、逃走や飛込みなど、相談料を取れない方もいます。相談料だけでは、とても運営費をまかなえないため、会費や講演会の謝金、個人や団体からの寄付金などで成り立っています。 

 
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 玄秀盛プロフィール
 

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1956年、大阪市西成区生まれ。在日韓国人として生をうけ、「4人の母」と「4人の父」のもとを転々として育つ。中学卒業後、自動車修理工を皮切りにすし職人、トラック運転手、葬儀屋、キャバレーの店長など28の業種に及ぶ職業を経験した後、建設、不動産、金融、調査業など10社あまりの会社をおこし、経営する。また、33歳で酒井大阿闍梨のもとで得度するなど特異で壮絶な人生をくぐりぬけてきた。平成12年献血の際白血病の保菌者であることが判明してから、それまでの人生を180度変え、すべてを捨てて過去と決別。
表と裏を知り尽くした自分の「生きた証」を残すため、平成14年5月、NPO法人 日本ソーシャル・マイノリティ協会を設立。新宿救護センターを開設し470日あまり24時間体制で相談窓口をオープンし続けた。(現在10:00~20:00)暴力や金銭トラブルなどさまざまな問題を抱えた人たちを救済するためにボランティア活動を行う。
4年目をむかえ平成17年11月に、より多くの人たちが気楽に集えるように「コミュニティカフェ・玄」をオープンさせた。

 
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 これまでの歩み
 

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これまでの歩み・・・<年譜>

 平成14年5月、歌舞伎町のビルの4階に「新宿歌舞伎町駆けこみ寺」は開設した。それから現在までの4年間に寄せられた相談の数は、わかっているだけでも8500件を超えている。
「駆けこみ寺」の相談活動には電話相談と面談との二つがあり、内訳は電話相談が約7000件、面談が約1500件。玄所長をはじめ、ボランティアや相談員が、問題を抱えた人々の相談に応じている。
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 地区別の相談件数を調べると、救護センターの場所が新宿・歌舞伎町ということもあり首都圏在住者が多いが、北海道から沖縄まで、全国から相談者が問題解決のため「駆けこみ寺」を訪れている。当初予想していた繁華街特有のトラブルは、思いがけず少なかった。
 相談者の年齢は、高校生から高齢者まで。男女の比率では若干女性が多いが、若い男性が玄所長に魅せられてやってくることも多い。国籍は、歌舞伎町ならではで多国にわたる。
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 相談内容も多岐にわたっているが、時の流れにより変遷が見られる。DV(ドメスティック・バイオレンス)法が制定された当初は、自分もそれに該当するのではないかという相談が多く持ち込まれ、無数の潜在的な被害者を表出させるきっかけとなった。しかし、DVの意味の理解はそのころまだ浸透しておらず、暴力一般と誤解している人が多かった。また、金銭トラブルの相談件数はいまも最も多いが、内容が複雑化していくのと、自己破産に至るような高額な多重債務が多くなっていった。
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 児童虐待、不登校に対しては、児童相談所などと連携をとっている。これらの問題には行政や警察、弁護士なども対応してくれるようになったが、ひきこもりと家庭内暴力に関してはなかなか相談窓口がなく、親が何十年も忍耐を強いられている実態がある。
 どの相談内容も今日の日本では社会問題化しているため、法が整備されはじめ、行政の取り組みも充実してきてはいる。しかし、一方でストーカー被害や自殺願望者は増加傾向にある。また、被害妄想やうつ病、パニック症候群などの精神的障害を抱えて助けを求める人が後を絶たない。
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 行政には全国各地で均質化されたサービスを提供することが求められるため、専門性や縦割り対応ゆえ重層化されたトラブルにすべて対応する窓口がない。
 一方で「駆けこみ寺」は、民間の相談所である特質を生かし、断る自由を持っている代わりに、人間そのものをまるごと受け入れる柔軟さと身軽さを特徴としている。問題の奥底に潜むその人の生命力に勇気と知恵を与えるその独特な「駆けこみ寺」流問題解決方法は、玄所長のパーソナリティに負うところが大である。

 
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 新宿救護センター3年間の歩み
 

●平成14年(2002年)
1月8日=内閣府より日本ソーシャル・マイノリティ協会にNPO認証が下りる
5月20日=新宿区歌舞伎町に「新宿救護センター」を設立。365日24時間体制でスタート
  夕方のNHK「首都圏ニュース」を皮切りに、全国のテレビ、ラジオ、新聞各社から取材殺到
6月=渋谷区に女性のための自立支援プロジェクト「Heart and Body Rensui(蓮水)」を設立半年間の電話相談は約2000件、面談は468件に及ぶ
12月=家出人調査会社(ジャスマ調査部)を救護センターに併設

●平成15年(2003年)
1月=ボランティア養成塾「玄氣塾」を開校
2月=「渋谷女性救護センター」開所
5月=玄秀盛の処女作『新宿歌舞伎町駆けこみ寺~解決できへんもんはない~』(角川春樹事務所)上梓
5月20日=1周年記念パーティ開催(新宿救護センター3階にて)
6月=資金難から救護センター縮小(4階のみへ)
7月=「渋谷女性救護センター」と家出人調査会社を閉鎖。各地での講演活動に力を入れる
8月=開所時間を9~21時の12時間体制に変更

●平成16年(2004年)
1月=長野県・上田支部「ティア」発足。知的障害者の子どもをバックアップ
  玄秀盛自己破産申請 代表理事から救護センター所長へ
2月=著作第二弾『泣いてもええねん すべてはそれからや』(KKロングセラーズ)上梓。
5月=著作第三弾『金を斬る!』(マイクロマガジン社)上梓
5月20日=2周年記念&出版記念パーティ開催(日本出版クラブ会館)
8月=開所時間を10~20時(日・祝休み)に変更
10月=事例研修会スタート(新宿社会福祉協議会協賛、10~3月まで毎月1回開催)
 「玄氣塾」第2期開催
  著作第四弾『一日一生 新宿歌舞伎町駆けこみ寺』(角川春樹事務所)上梓

●平成17年(2005年)
3月=家出人情報センター開設
4月=著作第五弾『しあわせ駆けこみ寺 心がふわりと軽くなる88の言葉』(KKベストセラーズ)上梓
5月=Rensui(蓮水)を目黒区へ移転
5月22日=3周年記念&感謝の集い開催(日本出版クラブ会館)
8月=コミュニティカフェを併設するための不動産契約
9月=新宿救護センター移転
   著作第六弾『玄理玄則』(ゴマブックス)上梓
10月30日=喫茶「コミュニティカフェ・玄」オープニングパーティ
11月1日=「コミュニティカフェ・玄」オープン
12月=ファイザー助成金贈呈式
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●平成18年(2006年)
2月=コミュニティカフェ・玄 トークライブ開催
4月=ロフト生ライブVol 9
4月 ヒューマンサポート講座 初級スタート
5月21日=4周年記念感謝の集い(コミュニティカフェ・玄)
6月=NHKラジオ放送
   6月25日~30日=「ザ・ノンフィクションPartⅢ」「Dのゲキジョー」
     「金曜エイタテイメント」ドラマなどTV放映多数
  著書第7弾 「男(ワル)の処世術」(大和出版)上梓
7月2日=新宿紀伊國屋本店にてサイン会開催
7月=日本テレビ「ニュース・リアルタイム」放映
8月=定休日を毎週月曜日と祝祭日に変更
11月=NHK「ETV特集」放映
12月28日=ロフト生ライブ・忘年会


 
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Q&A
玄秀盛プロフィール
これまでの歩み
新宿救護センター3年間の歩み